DACの自作を再開する
2年以上このむきだし状態のままだし、USB入力はほとんど最初からいかれているから、HUD-mx1をDDCにして使っていたりもするけれど、壊れて鳴らなくなるような気配は今のところなく、とっても気持ちよく音楽を楽しめてもいる
DAC1794-5 QUAD PCM1794A
どうせまたやるならと、うんと気張ってPCM1794x8なんてやる気になったのは、数ヶ月前
もっといい音出しそうなDACもあるけれど、最近話題のDSDなんかは、コンテンツ選びに制約が多いからほとんど興味がないし、素子が手に入りやすいことは大事なことだと思うから、ディスコンを追いかけるのも好きではない
必要な基盤を全てそろえるのに23,000円弱、いくつかのパーツは含まれてはいても、主要パーツもまだ揃っていないから、25,000円程度の追加投資で完成できるようなものではないし、当分は休眠状態が続きそうだ
ただ、いくら休眠状態でもDAC素子くらいは準備しておきたいし、電源周りなんかにはいつでも取りかかれるようにしておきたい
Rコアトランス
ハイエンドクラスのオーディオにもよく使われている、トロイダルトランスなんかでも、DAC程度のパワーなら2,000円程度で、選択肢も豊富にある
Rコアトランスの選択肢は少なく、結構割高になるし、語られるうんちくの意味もほとんど理解できていないけれど、たとえDACでも、電源パートが音質に与える影響を知っていれば、躊躇するような価格差ではない
そしてRコアトランスには、「個人向けに1台から特注に応じてくれる」なんてところがあるのが、何とも素敵だ
これはDAC8741の時に仕入れた、約10,000円のトランスだけれど、1台でも特注出来るのだから、むしろ安いのかもしれない
トランスという性格上当たり前なのかもしれないけれど、丁寧に試験もしてくれる、こういうニッチな感じのところは、突然消滅する可能性があるから心配
以外と元気な企業なのかもしれないし、特にRコアが必須というわけではないけれど、もし使えなくでもなったらかなり残念だから、出来れば早めに準備しておきたい
PCM1794A
今のところ、どこにでも豊富にあるDACだから心配はなさそうだけれど、もし、これがディスコンにでもなって値上がりが始まったら、それも8倍という最悪の事態になる
出来れば、余裕を持ってそろえておきたい
http://www.mouser.jp/ProductDetail/Texas-Instruments/PCM1794ADB/?qs=sGAEpiMZZMv%252bLKsN4bqzyuqvH1DbcEBu0HVnuVC%2fb4w%3d
10個までは2,300円弱だから、x8で18,400円、予備込みで10個買えば割引が効いて20,800円
どっちにしても25,000円以内に収まるけれど、R-コア・トランスも同時にそろえようとするとオーバーする
別に25,000円以内に押さえる必要なんて全くなく、また、手に入れてたところで、他の準備が整わないと何も始まらないのだから、無理する必要も、あわてる必要もない
リハビリ
もともとハンダ付けは、まあ出来るだけで、決して上手いわけではないから、少しのブランクで「何とか出来る自信」とか、「とにかくやる勇気」なんかが喪失する
手軽なやつで慣らしてからじゃないと、せっかく準備を始めたDAC1794-5 QUAD PCM1794Aだのに、手もつけられないらしい
DAC1794-1.5
DAC素子は同じPCM1794Aをシングルで使い、電源基板とアンプを内蔵した、とてもシンプルなDACで、入力がコアキシャルまたはオプティカルのみで良ければ、この基板に載せるパーツ以外に必要なのは、電源トランスとケース関係だけだから、とんでもないパーツを使わない限り15,000円程度で出来上がるだろう
手始めには、こんなのから始めるのが無難だろうけれど、さすがに簡単過ぎて、これだけではリハビリにはならないのが問題
DAC179X-2.1
これは、同じTI社でピンコンパチなDAC素子、PCM1792、PCM1796、PCM1795のどれかをパラレルで使い、DSD入力なんかにも対応したDAC
アンプは内蔵しているけれど、電源基板は別に必要
この電源基板はPCM1794x8 のためにも入手済みだけれど、サーマルパッドなんて難関があるから試したい、容量の大きい半田ゴテが必要になるのかもしれないし
DAC179X-2.1はAC1794-1.5同様、USB入力が必要なければ、基板はこの2枚でDACが完成する
リハビリには最適な感じで、15,000円で納めるのは難しいだろうけど、20,000円程度になら十分収まると思う
DAC2707
USB-DDCの選択肢の一つで、ある意味唯一の選択肢だったりもする、アイソレーターICも載っていて、5,000円程度で完成出来るはず
変にこだわらなければDDCはこれで十分だとも思う、少なくともDAC1794-1.5をUSB-DACに仕上げるには丁度良いだろう
DAC179X-2.1なんかにも十分だとは思うけれど、出来れば他のDDCなんかと比べてみたい気もする、入力だって「SPDIF×2、PCM×1、DSD×1」と、十分にあることだし、「25,000円で始められること」とかなら、DAC179X-2.1がダントツの第一候補になるかもしれない
DAC1794-6 DAC基板(再リリース)
いろいろ調べてると、ほれほれ、餌が
これは以前、次期DACに決めていたのが、いつの間にやら「売り切れゴメン」になっていて、再リリースの予定もなさそうだったやつ
このタイミングで、主要部品(DSD1794A×4、水晶一式、ロジックIC、CS8416、ICS570、Si5317、チップコンデンサ)なんて半キットが、24,500円で再リリースされている
もちろんそれだけで完成するわけもなく、アンプ、アンプ用電源とDAC用電源が必要だけど、予算にピッタリなのは偶然にしても出来すぎ
ま、予算があるわけでもないし、どこからぶら下がっているのか知らないけれど、イカツイ針に付いた餌に間違えなさそうだ
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