スローウェブとPCの死

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リアルタイムじゃなくてもいい。ネットの使い方を意識化する「スローウェブ」運動のススメ | ライフハッカー・ジャパン
時間の使い方や心構えを自分でコントロールすることで、心理的な恩恵が得られます。「スローウェブ」運動とは、リアルタイムの反応を要求するインターネットの現状を「ファストウェブ」と名づけ、これとは異なるアプローチを提唱するものです。

「人の脳がマルチタスクを得意としない」らしいことはこの記事で紹介されてるだけでなくいろいろ検証されている

最近、この手の哲学っぽい話が少ないけれど、「スローウェブ」で検索すると

「スローウェブ」:本来の自分を取り戻すために、ゆっくりとネットを使う
ウェブ中毒、多すぎるメール、過労……。これらは、インターネットの無自覚な利用の結果として広範囲に広がっている問題のいくつかだ。しかし、テクノロジー中毒からわたしたちを救うためにプロジェクトを立ち上げる人もいる。「スローウェブ」はそのひとつだ...

なんて1年以上前の記事がいくつか見つかるだけだったりして、もうすでに死語なのかな?

「The Slow Web」で検索すれば、いくつも出てくるけど英語だし

 

関連記事には

http://wired.jp/2014/01/16/death-pc-also-mean-end-web/2/

「PCの死」というキーワードはちょっと前から目についていて気にはなっていたけれど、そもそもこの記事の始まりが

スマートフォンやタブレットの興隆により、昨年のPC出荷台数は過去最大の落ち込みを見せた。

なんてちょっとお粗末だもんで、最後まで要点不明の記事だけど

 

デスクトップPCなんてものはほとんどの場合オーバースペックで、かといってノートPCは中途半端なやつが多く、またその難解さを知らされずに購入してるから、使いこなしてるように見えても、いくつかのアプリのオペレーションを覚えたにだけの不安定なユーザーがほとんどだから流動的なのは当然

スマホでもタブレットでも使いこなすようになると、プライベートなサーバーがあると便利になるはずで、デスクトップPCの復権もあり得る

ただ、何でもクラウドでストレスなく、安全で安価に使えるようになる可能性はあって、そうなると一部のマニアックな連中だけの持ち物になって、今のように安くは組めなくなるだろうけど、どちらかと言えばその方が正常なことなのかも知れない

で、PCが死ぬとしても、その「PCの死」がどこでどう「平等なウェブ世界の終焉」になるのかこの記事じゃよくわからない

広くオープンなウェブから、半分閉じられたプラットフォームへの移行だ。

引用の引用だけど「半分閉じられたプラットフォーム」とかいうからには、ウェブ標準に属したSNSの類のことではなくて、ウェブ標準ではないLINEなどのアプリのことを言うのだろう

LINEの問題はとても深刻だと思うけど、それが「平等なウェブ世界の終焉」になるとも思えないし、そもそも、「LINEの使い方」なんていうようなサイトはウェブにあって、そこにLINE利用者のコメントがあるというのだから問題ない、必要な情報はウェブに求められる

 

内輪でやりたい内輪のやりとりをあえて知る気はないし、「トロイ送ったルゾコラ」とか言われても対応困るし面倒、見えないところでやっていてくれる方がうれしかったりもする

「スローウェブ」みたいな発信が、例えばFacebookの中にしかないということならちょっと寂しいけど、たまにのぞき見る限り内輪に向けた発信でそれ相応、心配ない

 

チャットなんてのは昔かあるし、メルマガなんかも誰でもが得られる情報なんかじゃない

そもそも「平等」というならそれは発信側の話で、インフラさえ整っていれば誰にでも自由に情報を発信できるということに、何か「終焉」というようなことがあるのだろうか

 

もっとも「アフィリエイトの終焉」とか言う話ならわかるような気もする

それなら、ご愁傷様ですだ

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