急性障害
ただちに出る障害ということではよく知られてる
超高線量の一時的な被曝で起こる、おぞましく無残な絵は超有名で、広島、長崎以降ほとんどないことになっているようだが、猿は知らない
生死の境をさまようような症状にはならなくても、吐血や嘔吐、下痢などいろいろあるらしく、福島の子供にもそんなの出てるようなことを聞いたような気もするけれど、それはたぶん猿の間違えだろう
急性障害に関してはかなり詳しくわかっているらしく、どの程度の被曝でどんな障害がどんなプロセスで起こるのかも、よくわかってるようだ
広島・長崎
原爆と原発事故の違いは
猿的には「放射線汚染」とかいうのは誤解を招くから使わない方がよろしいと思うが、詳しくてわかりやすい
もっとちゃんとしてそうなのは
http://www.rerf.or.jp/general/qa/qa12.html
要するに、ほとんど熱と上昇気流で吹っ飛んだらしく、広島・長崎は強烈な瞬間被曝はしたが、深刻な放射能汚染はなかったらしい
猿には猿叔父がいて、その叔父は被曝者健康手帳持ちだったりするが、影響のない遠方にいて後から長崎の爆心地近くに行ったため被曝者認定を受けたらしいが、最近ぼけたふりをして同情を引こうとする程度で至って健康
その猿叔父は、当時ほとんど被曝していなかったのではないだろうか、現在千葉あたりのホットスポットと呼ばれているところに住んでいるから、最近の被曝量の方が遙かに多いのではないかと思う
現在、猿叔父は原爆被曝者ではないのに「健康な被曝者」にカウントされていて、さらに、5年後か10年後癌になった場合、今回の福島原発事故の被曝者ではなく、長崎原爆被曝者で60年以上経過してから発症したとしてカウントされたりもするのだろう
広島・長崎が
「とんでもない放射能汚染を克服し復興した町」
という間違えが放射能汚染の過小評価の元になってるように思う
「広島・長崎」を根拠に、「放射能はさわぐほど怖くない」とか思ってる人は結構多いだろう
ブラックレイン
黒い雨が降ったらしい
映画も見たし、猿でも知ってる
放射能汚染の代表のように語られたりもするが、原爆の超高温に焼かれ、一瞬ですすにされた建物や人の残骸が雨に溶けて降ってきたわけで
そもそも放射性物質が黒いわけでもなく
少なくとも
「その時降った放射能とその後の核実験で降った放射能の区別は困難」
といことらしい
猿でも確実に言えることは
広島・長崎を放射能汚染の代表例と思うことは、放射能汚染の過小評価の元になる
ということ
晩発障害
何年か経ってから発症する障害だろ、なんてことは猿でも知ってるけれど、原発事故で最も心配なのは、蔓延被曝で起こることだから、放射能汚染がほとんどなかった、広島・長崎との比較はちょっと頼りない
いろいろな症例は詳しくあるが、結局実例として出てくるのが広島・長崎だけだったりもするから、晩発障害、特に低線量被爆に属される蔓延被曝に関してはよくわかっていないようだ
チェルノブイリ
「福島はチェルノブイリにはならない」とかいう猿発言もあるが、チェルノブイリと同等のレベル7と評価されたのだから、同じようなことが起こる可能性を考慮するのが筋
仮にレベルが違ったとしても、
「最も近い実例」
なことは間違いないのだから
ちなみに「レベル7評価に対する海外専門家の見解」なんてのがほとんどジョーク
スゴモリチェルノブイリ事故では、事故発生から48時間が経過してから、地元住民に避難命令が出ました。原子炉が燃えている中、子どもたちは外で遊んでいました。また、ヨウ化カリウム錠も配布されてはいませんでした。チェルノブイリ事故の数週間後でも地元の人たちは放射性ヨウ素で汚染された牛乳や葉野菜を食べ続けていたのです。原発周辺の人たちの避難、食品の出荷禁止、そしてヨウ化カリウム錠の配布を実施したことにより、日本政府は福島原発事故の最悪の健康被害を阻止できたと思います。放射性ヨウ素の量も放射性崩壊によって急速に減少しています。現在の量は事故発生後に比べると約10分の1になっていると考えられます。
日本の様な国が正しいケアをすることは至極当然、と思っておられるわけだ
ドイツの ZDF なんかから
「人権蹂躙」
と断言されたりしてること、テレビに出てる猿たちは知っているはずだと思うのだけれど
もっとも猿が猿扱いされるのは当たり前で
猿だから猿扱いも気にならなかったりもするわけだ
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