キッチンからリビングのTV画面が見えるのは今時普通で、TV画面の大型化もあってかこの手のニーズは多いらしく、結構いろいろなやつが見つかる
アナログ変換(DAC)
まず最初のネックは意外にもLGの42LM7600
入出力端子は十分だと思っていたのだけど、音声出力は光デジタルとヘッドフォンしかなく、TVからの音声も同時に聞きたいなら、光デジタルのアナログ変換が必要になる
4,000円強と何となく安めだから選んだ
これは両面テープで貼り付けたところだけど、「これもDACなのね」なんてことには後から気がつく思考回路は、やはり馬鹿だって自覚した
HAN-DAAUの電源はUSBからでも取れるはずなのだけど、42LM7600のUSBからHAN-DAAUにあるUSB端子に接続するとなぜか上手くなくて、普通のACアダプターを使うとHAN-DAAUの電源をOFFに出来ない
42LM7600のUSBは、TVの電源をOFFにしも連動はしない気にさせるけれど、不思議といつの間にかOFFになっている、正確なことはわからないけれど、自動OFFにはなるようなら問題ないから、「USB-DC」の変換ケーブルを使ってHAN-DAAUの電源端子に接続した
DACの先の選択肢は結構いろいろあって悩ましいところだけど
有線接続
2,500円程度だし、無難だろう
駆動は乾電池のみ、接続も直付け有線(5m)のみとシンプル、操作もボリューム兼電源のわかりやすさ
音質も良い具合にチープで聞き取りやすい
ただし、5mというのは中途半端で、それほど大きくないリビングでも縦断するにはど真ん中を通る必要があるから、常設するにはどうにかする必要がある
無線接続
TV用などとか言う無線のやつもいろいろあるけど、どれもまともなプライスがついていて、ダメ元価格は超えるのが問題
PCスピーカー用にこんなBluetoothスピーカーは手持ちであるから、汎用で安いBluetoothトランスミッターを捜せば良い
トランスミッターの選択肢はやはり少なく、これも4,000円程度と微妙だけれど、Bluetoothの学習教材ということで
こんなおもちゃみたいなBluetoothランスミッターでも、当たり前のようにペアリング出来て、普通に音も鳴るのことには感心したけれど、結果としてこの組み合わせは使えない
高齢者の使用は想定外らしい
このトランスミッターが今回の使用目的には不向き
電源が自動OFFにはなるけれど、内蔵バッテリーでの使用が前提らしく、42LM7600のUSBからの電源でも自動ONにはならない
そして、ただ電源をONにするだけでも長押しとかのコツがいる
たいしたコツではないけれど、失敗すると状態がわかりづらくやっかい、特に長押しなんて操作に馴染みのない高齢者には無理
致命的なのはBluetoothの遅れ
42LM7600で音声のタイミング調整は出来るのだけど、微調整は無理だから微妙なズレは解消出来ず、TVの音声と同時に聞くと、さらにこのJBLスピーカーの長所なはずの無指向性があだになってどうにも不快
TVの音声用で遅れがほとんど無いとかいうやつもあるけれど、TVの音声と同時に聞くことなど考慮さていないだろうから、映像とのズレが気にならなくなる程度のことを「遅れがほとんど無い」と言っているのだろう
ミニプラグの延長ケーブル
SP-A55で聞いた時には全く気にならなかったのだから、HAN-DAAUの遅延はないはずだから、素直にミニプラグの延長ケーブルを使うことにした、室内程度をどんなに引き回しても、普通に感知できるような遅れは発生しないはず
配線の手間はあるけど、シンプルで安価、SP-A55のチープな音質もベストマッチ
欠点は乾電池駆動のみと言うことくらいかな
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