へえー、もうそんなに長く使ってるんだ、なんて自分のことなのに
自作PC初期からケースと電源への投資は惜しまない傾向で、最初は星野で、次は初期のアビー、精度なんかの作りの良さに対するこだわりも強かったけれど、最近のアビー製とかにはほとんど興味ない
SilverstoneのTJ10はいろいろ問題があって、特にホコリ対策はどうにもならなくて、人に勧められるようなケースではなかったけど、このTJ11は素晴らしい
- 大きさや重さが問題にならない
- 予算が潤沢で、細かい精度とか作りにうるさくない
- エアフローとかがいつも悩みの種
- ホコリ対策も悩みの種
- いろいろ突っ込みたい、試したい
- いじるの大好きで、ネジを付けたり外したりなんて作業も楽しめる
なんて向きには絶対おすすめ
作りに関しては星野とかの日本産と比較すればの話で、仮にアビーが同じようなものリリースしたら、それば恐ろしいプライスになることは間違いないだろう
この横向きUSBポートは、正面のルックスには貢献してるみたいだけどけっこう使いにくい、マウスの無線飛ばすのには絶好の位置にあるけど、ここがマウス専用になることでさらに使いづらくなってしまう
反対側がUSB3.0なのだけど、一番手前にあるのがリセットスイッチ兼HDDアクセスLED
アクセスLED見えないのはどうせASR-71605Qが使えないから良いけど、この位置のリセットは結構危ない、こうやって見るとUSBポートとの距離はあるようだけど、手探りでUSBポートに挿そうとして押してしまったことが一度だけある
一度しかないのは二度とごめんで手探りをやめたから
変なギミックもなくシンプルなのが良い、平らで広く物置に最適な場所にある電源スイッチはリセットより危なそうだけど、間違えて操作したことはまだ一度もない
これがとってもアクセスしやすいからWindows8の電源が気にならないのかも知れない
こんなでかくて重いケースのこんな場所に電源スイッチが必要だとは思わないから、リセットスイッチなんかを上手く配置してくれていれば、とかは思う
ケーブルをちょん切る必要はあったけど、Direct keyに当てられたのはナイス
ここにHDDを置けるのは管理しやすくかなり良いが、RAIDカードの使用を考慮していないと思うここにかかってるコストは、無駄で邪魔
もっとも全部取っ払って水冷用のラジエターとか入れられるらしいから、何か良い方法があるのかも知れないが
このケースを使ってると、こうやって上からアクセスするのが正しく本来の姿だと思うようになる
HDDのところの不要ギミックにも使い道があるにはある
HDDx7、SSDx4、リムーバブルケースx2、DVDドライブx1でもまだ余裕があるベイと、それに対する異常な量のケーブルをかなり適当に始末出来るケースは間違えなく限られる
「大は小を兼ねる」というのはほとんど場合大嘘だけど、このケースには当てはまる
やりたいことのネックがケースだったりすることは予想しづらくありがちだけど、このケースにしてからは一度もなく、このケースで良かったと思ったことは何度もある
マザーボードなんかまだほぼ新品だし、掃除頻度がこの生活環境の中でダントツに高いこともあるが、今までの経験上異常なほどきれいな内部
パーツ交換時にとんでもないホコリ溜まりを発見するなんてことは、過去のPCケースでは当たり前のようにあったが、このケースでは皆無
ヘビースモーカーが寝起きをして、ホコリまみれの服の着替えもする4、5畳の部屋にあるPCだから、ホコリなんかがどうにもならないのは当たり前だったことも、劇的に改善された
床近くからの吸気はいかにもホコリを吸いそうだけど、よくよく考えれば床に落ちたホコリを吸い上げる力があるファンなど普通はない
標準で18センチx2の吸気に対して、排気は12センチが一つだからバリバリの正圧ケースになるけれど、それが正解なのは数ヶ月も使えばよくわかる、何しろ未使用ポートやらの細かい隙間にホコリが全く溜まらない
たまにひとんちのPC見てUSBポートやらにびっしり溜まったホコリ見ると、おらがケースの素晴らしさを思い直す
サイドパネルの取り付けは、かなり慣れたはずの今でもとてもやっかいだけど、明らかに設計が悪いケースになぜかいつもいらつくことはなく、何とか上手い取り付け方法を模索するのは相当気に入ってる証拠
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