Fax付き複合機は4台目で、Brotherの製品はプリンター以外でも初
安さに惹かれてHPを2台、この前まで使ってたエプソンのPX-673Fは、完全に壊れ使えなくなったわけではなく、チルトするとモニターが消えて再起動しないと戻らなかったり、写真なんかの高画質印刷がもうデタラメだったり、どこがどうとかいうより、もう相当使い込んで寿命が来たかのような、そんな状態でも2ヶ月程度使えていたのは、基本的にはFAX送受信と文書のモノクロ印刷だけにしか使わないからで、そうでなければとっくに壊れて使えなくなっていたことになる
複合機は考えられないほど安く買えるようになったのは良いけど、平均寿命が2年程度なんて耐久性の無さは問題
複合機選び
PX-673FのFax関連は弱く、固まったりすることはよくあったから、時々Faxの状態は確認が必要だったけれど、それまでのHPに比べれば、ずっとまともにFaxが使える複合機だったから、MFC-J4910CDW購入前ならエプソンも複合機の基準で次点だった
まず、別室のPCから使うからネットワーク対応とA4とA5を常時セット出来ることが最低条件で、次は設置場所の問題で、全面給排紙が必要、そして1m程度のカウンターの下に納めるため高さに制約がある
基本的に、印刷のスピードや品質、騒音なんかはそれほどで気にはしなくて、とにかくFaxの信頼性が重要だから、業務用の検討をしてみることもあるけれど、機能の要件を満たすと、値段的に別次元なことに堪えたとしても、置き場所が上手くないことが多い
MFC-J4910CDWを選んだのは
- Faxがまともに使えそう
- PCでのFax受信が本当に出来そう
- ADFでA5が使えそう
- 置き場所にピッタリ
こんな条件を満たすのは、業務用を含めてもMFC-J4910CDW以外は見つからず、どう捜しても他の選択肢は無さそうだった
やけにネット上の評価が低いから躊躇したけれど、もともとコストパフォーマンスが良いところに、何とかキャンペーンをやっていて格安、PX-673Fが完全に壊れても困るから
使い始め
ネットワークに接続していろいろいじってるうちに、Windows8では勝手に認識して使えるようになっていたけれど、A5印刷のためには、最低でもドライバーのインストールが必要なのはPX-673Fと同じ
ブラザーは初めてだから、試しにフルパッケージをインストールしてみる
専用ユーティリティ
不細工なインターフェイスな専用ランチャー、少なくとも常駐の必要はないだろう
この手のは出来が悪いくせに常駐して、そこそこ深いところで動きたがるから、特に最新OSの場合トラブルの元にもなるから、やはり常駐はさせたくない
英語版環境がいけないのかもしれないけれど、文字化けも最悪
ステータスモニターは文字化けで使い物にならない
別に必要ないから問題ないけど、ドライバー言語変更ツールとか使っても直らない
ブラウザでアクセス出来るし、これで十分
PC-Fax
トレイアイコンのデザインは最悪だけど、PC-Faxの受信は思った以上に便利で、問題ない様子
PCからの送信は試してもいないけれど、普通のFax送信は、キャンセルを含めてとってもまともで安定してる
当たり前のことなのだろうけれど、これが出来る複合機は初めてだったりする
文字化けを直すため「言語変更」とかで英語にしても、変わったのは元々問題なかったところだけで、あえて日本語に戻す必要もないほど設定項目は最少
トレイ
手差しトレイの酷評は多く、確かに面倒で常用は無理だけれど、十分に便利
カタログスペックでしかわからないけれど、ADFでA5を使えるのはこのクラス唯一で、期待通りに使えて素晴らしい
2段トレイの作りはかなり貧弱で頼りなく、ちょっと使いにくいのは不満だけど、任せるとお馬鹿で一々選択が必要だったPX-673Fに比べて、ほとんど正しく自動選択するのは優秀、印刷はほとんど別室のPCからだから、印刷速度より用紙選択を間違えにくい方がうれしい
とりあえず大満足
安っぽい動作音が多く耐久性に不安はあるけど、PX-673Fでの不満点はほとんど解消出来た
この手の複合機はカタログスペックではいまいちよくわからず、レビューや評価も当てにならない
特にFaxに関してPX-673Fなどは、説明書にないこつや癖がわかっていないと上手く使えなかったりしたけれど、以前に使っていたHPのやつも似たようなもので、PX-673Fはマシな方だったことを考えると、このMFC-J4910CDWはかなり優秀
A3関係はギミックで手差しトレイより役に立たないだろう、そんなことのためにトレイが使いにくく貧弱になってるようにも思う、A3を給紙トレイから使う必要があるなら、最低でもこいつの上位機種を選ぶべき
何でもそうだけど、ギミックを増やせばカタログは賑やかになるけれど詐欺的、もっと安定性や耐久性に気を遣った方が「また、ブラザーを使おう」になるだろうし、ブラザーを勧めやすくなる
少なくともエプソンは、カタログスペックがどんなに魅力的な商品が出ても使わないだろうし、勧めない
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